(材質) 高純度のアルミニウムを厚み1o巾2oに圧延
(特徴) 指先より見て3回転半左巻き
生体にとって「左巻き」は重要な意味を持ちます。陸上競技でグラウンドを走るときや、野球のベースを回るときは左回りと決まっています。左回りが生体を活性化することが、経験的に知られてきたためでしょう。
実際に、部屋の中でも、小さく左回りに5周ほど歩くと体が活性化します。立って前屈し、指先が床につかないような体の固い人も、左回りに歩いてから同様にすると柔らかくなるものです。右回りでは、このような変化は見られません。
運動能力の開発や健康増進ができると評判のスパイラルテーピングでも、左回りの螺旋系が基本とされています。
これらでわかるように、左巻きや左回りのものは、生体のエネルギーを引き出す力を持っています。指輪療法は、この原理を応用したものです。
スパイラルの回数については、体がどの程度活性化されたかをみるテスト法を用いて、最適な巻き方を調べた結果、3回半巻いたとき、特別にパワーが高まることがわかったのです。
このスパイラルリングは、東洋医学でいう“気”(生体エネルギー)の流れをよくします。よく知られるように、気の流れがとどこおると病気や不調が起こります。たてえていえば、川に泥がたまって流れが悪くなっているような状態です。このスパイラルリングは、いわば川にたまった泥を押し流し、流れを通常にする作用を持っています。
“気”は人体のツボを結んだ「経絡」に沿って流れます。指にツボが多く集まっているうちの経絡の始点や終点のツボがある重要な部位です。それだけに前述のようなパワーを持つスパイラルリングをはめれば、全身への効果が発揮されるのです。